世界的に見ても大規模なお祭り状態になる『渋谷ハロウィン』。
日本人だけでなく世界中から見物客が訪れます!
そんなに人が集まるということは当然トラブルや事件は付きもの。
中でも記憶に新しい『ジョーカー事件』。この事件がきっかけで仮装して電車に乗ることが禁止に!?
今回は『ジョーカー事件』の詳細と仮装して電車に乗ることは禁止なのか、紹介します!
ジョーカー事件とは
『ジョーカー事件』とは2021年10月31日にジョーカーの服装をした男が京王線の電車内で起こした乗客刺傷事件のことです。
(ジョーカーとはDCコミックス『バットマン』の登場する架空の敵の事です。)
当時かなりニュースでも取り上げられていましたから、覚えている方も多いでしょう。
犯人は服部恭太(当時24歳)。
電車に同乗していた70代男性の胸をナイフで刺し、その後車両にライターオイルを巻いて火をつけたのです。
幸いこの刺された男性は一命をとりとめたものの、計17人の負傷者がでました。
仕事や友人関係、恋人関係でうまくいかずに事件を起こしたという。
「人をやっつけるジョーカーに憧れていた」と逮捕後に話していたそうです。
”ジョーカー”はもともとは至って普通の男だったが、世の中への不満を募らせ殺人事件を起こし悪の道へ進んでいくというキャラです。
自分の人生とジョーカーの人生を重ねて陶酔してしまったのでしょうか。
自分の人生が上手くいかないからって他人を傷つけることは許されませんね。
またジョーカーの服装をしていたのはハロウィンの仮装ではなく私服だと供述していたようです。
事件が起きたのは10月31日のハロウィンですからそのような恰好をしていても「おっ仮装してるな~」という風に流されてしまったのでしょう。
普通の日にジョーカーの恰好をしていたらさすがに少しは気にしますからね。
仮装して電車に乗ることが禁止に?
この事件がきっかけで京王線は「仮装した状態で乗車しないでほしい」と声明をだしています。
ジョーカー事件が発生してから1年。当然の対応といえるでしょう。
ハロウィンの日は仮装していても誰も違和感を持つことがない、いわば悪いことを考える人にとっては絶好の機会ともいえるのです。
仮装を利用して犯罪に巻き込もうとする人だっているでしょう。
また、この手の事件は模倣犯がでてくることだってあるのです。
”ジョーカー事件”に感化され行動を起こそうとする人だっていないとは言い切れません。
その点を考慮し、仮装した状態での乗車を避けるように呼び掛けているのでしょう。
電車には『渋谷ハロウィン』を楽しんだ人だけでなく、仕事帰りのサラリーマンなども乗車しますからお互いのために仮装して乗車することは避けましょうね。
どうしても電車に乗らなくてはいけないという方は着替えを用意しておくなど事前の準備をしましょう!
まとめ
今回は『ジョーカー事件』の詳細と仮装して電車に乗ることは避けるべきということについて紹介しました!
渋谷ハロウィンは参加者が必ずいる大規模なものですから、ルールを守って安心安全に楽しみましょうね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!