年頭の記者会見で岸田首相が述べていた『異次元の少子化対策』がいま大きな注目を集めています。
小池百合子都知事も”0~18歳の都民に1人当たり月5000円給付する”方針を表明するなどしていました。
しかし現在表明されている内容は本当に異次元なのか議論の的となっています。
子育て世代が求める”本当の異次元の対策”の内容とはどのようなものなのか。
紹介していきます。
岸田政権”異次元の少子化対策”とは
”異次元の少子化対策”とは年頭に首相が述べた政策のことです。
- 児童手当など経済的支援の強化
- 学童保育や病児保育、産後ケアなどの支援補充
- 働き方改革の推進
いずれも既存の制度を拡大するものとなっており、これでは”異次元”と言えないのではないかと議論が巻き起こっています。
子育て世代が望む”本当の異次元”とは
国民が本当に望む異次元の少子化対策とはどのような内容なのか。
様々な意見がありますがここでは多く話題に上がっている内容についてみていきましょう。
賃上げ・所得を上げる
そもそも少子化問題を解決するには子供を産める環境を作るべき。
様々な物価や光熱費が高騰する中で所得は変わらず。
家庭を持ちたいが持てない、子供が欲しくても作れないという状況になっています。
「賃上げをし、所得を増やせば自ずと子供が増えていくのではないか」という意見があります。
年少扶養控除の復活
特別な政策などはいらないからまずは昔あった当たり前の子育て支援を望むといった声が多く見られました。
そのなかでも2012年に廃止された『年少扶養控除』の復活が望まれています。
あらゆる所得制限の撤廃
所得制限ありで多くの子供を授かるのは厳しいという意見があります。
また所得制限に伴う逆転現象について疑念を持つ方もいました。
絶対納得できない。
親のどちらかが1200万なら児童手当無。親のどちらもが960万未満なら児童手当満額支給。
🅰️世帯年収1200万 支給無
🅱️世帯年収1900万 支給満額加えて、🅰️は累進課税、医療費、奨学金などの負担もあり、更に多子ほど負担増。#所得制限撤廃を全国で #子どもの支援は一律に
— 4人子供のクッキングパパ (@yakyukozo0011) January 14, 2023
学業面での支援
子育てをする上で避けては通れない学費問題。
- 大学までの教育費無料
- 高校無償化の所得制限の撤廃
- 国公立大学の無償化
などを期待する声が上がっています。
まとめ
今回は”異次元の少子化対策”について紹介しました。
子育て世代あるいはこれから子供を授かろうと考えている方はどのようなことを望みますか?