小学生がなりたい職業ランキングで3年連続1位になるなど今や立派な職業として成立しているYouTuber。
最近ではコムドットなど幼馴染で楽しく活動しながら収入を得るグループも増えてきているので、小学生は友達と楽しくお金を稼ぐということに憧れを持っているのでしょう。
しかし、YouTuberは決して楽な仕事ではありません。
様々なYouTuberが現在の収益状況を暴露し話題となっています!
今後YouTuberはオワコンと化し、収益は激減していくのでしょうか?
調査してみました!
YouTuberの収益が激減している
YouTubeと言えば、『大金が手に入る夢の職業』という印象を持っている方も多いです。
”友達と楽しいことやってお金を得れる最高の職業”と考え、YouTuberを志す子供も多い現状。
しかしYouTuberは楽して稼げるほど甘い職業ではありません。
現在、収益が減っていると悲鳴を上げるYouTuberが多くいるのです。
そもそもYouTuberの収益源って?
皆さんYouTubeを見るとき広告が流れるのはご存じでしょう。
それらの広告が再生されると広告収入が発生し、それが主な収益となっています。
ちなみに、1再生当たりの単価はジャンルや登録者数によって異なります。
つまりは再生回数がすべてといっても過言ではない。
広告収入はそもそも動画が再生されないと発生しませんからね。
- 登録者100万人で月30本投稿、平均再生数1万回
- 登録者1万人で月5本投稿、平均再生数100万回
①と②どちらが多くの収入を得ていると思いますか?
なんとなく見当は付きますが、②の方が圧倒的に多くの収益を得ています。
そしてその収益がGoogleから支払われます。
他にも、企業案件で収入を得るという方法もあります。
- 主な収益は広告収入でGoogleから支払われる!
- 企業案件で収益を得る方法もある
なぜ収益が減っている?
【1】YouTuber飽和状態
”YouTubeは大金を稼げる”と言われたら多くの人がその蜜に群がりますよね。
YouTubeに多くの人が介入してくれば、視聴者は分散します。
「今まで○○の動画見ていたけど、□□の動画の方がおもしろい!」
こうなれば再生数も分散しますので、収益は減ります。
現在のYouTubeで伸びる人の特徴
現在のYouTubeで高い再生数をたたき出しているYouTuberにもある程度共通点があります。それは
- 自分には体験できない『非日常』を動画にしている人
例えば『おろちんゆー』という登録者150万人超え(2023.1時点)の彼は動画を投稿すれば、一瞬で100万回再生に達します。
- 虫の幼虫を捕まえて食べる
- ドブのナマズを釣って食べる
- ゲジゲジをふりかけにして食べる
などこれらの他にもなかなか攻めたことを動画にしています。
普通はこんなことできませんよね。
『寿司食べてみた』と『ゲジゲジふりかけにして食べてみた』だったら後者の方が圧倒的に興味を引きます。
まさに自分にはできない『非日常』です。
「自分にはできないことをこの人は難なくこなしている」という興味から再生数が伸びるのです。
『wawawa(アル中カラカラ)』も同様の理由です。
YouTubeにある動画はニコニコ動画からの転載動画ですが、1000万回超えなど脅威の再生数を誇ります。
- ハイボール大量一気飲み
- 調味料の狂った料理
普通の人なら病院送りになるであろうことを平然とこなす動画。
まさに非日常です。
これらのように需要があるから供給が成り立つのです。
飽和状態となり需要が満たされたジャンルでは再生数を維持できず、収益も減っていくのです。
【2】芸能人の参入
テレビで活躍する有名人とYouTubeで活躍する一般人という境界はすでになくなっています。
本田翼さんや川口春奈さんなどを始め、様々な俳優や芸人がYouTubeに参入しています。
古参YouTuberである『シバター』さんも
- 「結局ほとんどのYouTuberがみんな数字を取れなくなっているんですよ。芸能人が軒並み参入してきたことが大きいです。」
と語っています。
”芸能人”というブランドで視聴者を集められてしまえば、普通のYouTuberは再生数が落ちてしまいます。
【3】広告単価の低下
広告単価は再生時間によって上がったり下がったりします。
10分ある動画のうち1分しか見てもらえないのか、全部見てもらえるのかによって単価は変動します。
おもしろくない動画やありきたりな動画は見られないですし、最後まで見ずに飛ばしてみるという人もいるでしょう。
”長時間見てもらえる面白い動画を撮らなければ”とYouTuberのハードルは上がっています。
逆に今まで単価が低かった人は、最近になってむしろ単価が上がったという人もいます。
視聴者が求めていることに順応できるYouTuberはこの先も生き残っていくのかもしれませんね。
YouTuberの二極化が進む?
今後もYouTubeだけで生活していける人とYouTubeをやめて就職する人という二極化が進む可能性もあります。
再生数低下で解散したグループもありますし、安定した職業ではないので不安になるYouTuberも多いのでしょう。
人気YouTuberぷろたんも自身の収益が5分の1に減ったことを明かし
- 他のYouTuberと話し合いたい。どうやって生きてる?
- このままで人生大丈夫か?
- 時代が変わりつつある
- 二極化が進むと思うよまじで
と不安げに語っていました。
登録者200万人超えのぷろたんさんでさえ次の就職先を考えてしまったりと不安に駆られる現状。
YouTube一本で生きていくことは厳しくなっていくのでしょうか。
まとめ
今回はYouTuberはオワコンで稼げないのかということについて紹介しました!
現状では稼げなくなってきているとは言うものの、まだそれなりの金額は貰えているでしょう。
しかし安定した職業ではないため、YouTube1本で生きていくという考えは危険かもしれませんね。
夢みる小学生に現実を教えてあげるのも大人の役目ですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!